私は35歳の時に、職場で出会った女性と結婚をしました。
当時、結婚に焦りがあった私は、その時に付き合い始めて僅か3か月ほどでこの人と結婚しないともう後がない！と感じてしまい、早々にプロポーズをして結婚の約束を取り付けました。
まだ付きあって3か月のためお互いの良いところしか見えてなかったことは事実だと思います。
結婚して初めて一緒に暮らし始めた私たちは徐々にお互いの性格の不一致を感じるようになりました。
決定的だったのは、職場の付き合いで夜のお店にいったあとです。
私はそのような付き合いはある程度仕方ないし、きちんとわきまえた遊びであれば浮気ではないと感じていましたが、妻はそうではなかったようです。
その日の夜に妻は激昂し、とうとう暴力を振るようになりました。女性でも怒るとものすごい力が出るのだとその時に初めて知りました。
顔や腕や足にあざのできてしまった私は、翌日の職場ではだいぶ心配されました。
その後、妻とは話し合い関係を改善しようと努力をしましたが、それ以降の妻の態度は以前のようにはもう戻りませんでした。
少し生活にだらしない部分のあった私の、洗濯やお風呂などの仕方にいちいち文句をつけ始め、毎日毎日怒鳴られ私はほとんどノイローゼとなってしまいました。
友人にも心配され、思い切って別居をすることになりました。
お互い別々の生活に戻って約半年、私は清々しさを感じてしまいもうあの頃の生活には戻りたくないと心から感じ、離婚を決意しました。
妻も二つ返事で離婚に応じ、不思議な円満離婚となりました。結婚に焦ってしまったことを後悔するとともに、あのままお互いに我慢して結婚生活を続けていないでよかったと感じています。
今は、私は再度婚活をしており、前妻とは違い性格の穏やかな女性とまずは同棲生活を始めています。
お互いに十分にその人の本質を知り合ったうえで、じっくりと再婚を考えていこうとパートナーに正直に言って理解してもらっています。